MAMORIOが大切にする5つのコア・バリュー

みなさんはコア・バリューという言葉をご存知でしょうか。
コア・バリューとは一言で言うと、『ミッション・ビジョン実現の為に組織が持つ共通の価値観』で働くメンバー全員が共通して大切にしている価値観です。
MAMORIOでは毎年1度全メンバーで集まって、コア・バリュー合宿というものを開催しアップデートをしていっています。
この記事では、合宿と何回ものMTGを経て決められた現在のMAMORIOのコア・バリューを紹介したいとおもいます。

1.Be Integrity. 「真摯にむきあおう。」

integrityという見慣れない単語は日本語に翻訳が難しいと言われている言葉のひとつです。
ピーター・ドラッカーが、会社の運営において「決定的に重要」な資質として挙げたのがintegrityだと言われていて、
主に「真摯さ」と訳されることが多いようです。
MAMORIOでは、顧客に、メンバーに、そしてすべてのステークホルダーに「Be Integrity.」(真摯に向き合おう)を大事なコア・バリューと定めています。
象徴する文化の一つとして、MAMORIOでは週初めの最初の全体MTGは必ず顧客の声を聞くMTGからスタートします。
売上がいくらだったか、目標の達成率はどれくらいか。それよりも私達にとって大切な指標はまさにプロダクトを使ってくれているユーザーの生の声です。良かったところ、悪かったところ。様々なチャネルから寄せられたプロダクトを使っているユーザーの声すべてに全員が目を通し、改善に向けて何ができるかを話しあうことから1週間をスタートしています。また会社のメンバーでもピアボーナスシステム「unipos」を導入し、メンバーの活躍をメンバー同士で賞賛し、報酬を送り合う仕組みを導入しています。メンバーのチームに対して貢献したことに対して真摯に向き合い、評価を送り合うことでメンバー同士であっても真摯であることを大事にしています。
顧客に、メンバーに、そしてすべてのステークホルダーに「Be Integrity.」であること。
それは私達が大切にするコア・バリューの1つです。

2.Collaborate with Strength. 「互いの得意をかけ合わせ共創する」

MAMORIOではひとりひとりの強み、得意なことを活かした組織づくりを大切にしています。それぞれのメンバーが持つ強みを掛け合わせることができれば、足し算でない掛け算で飛躍的な成長を実現することができます。
では互いの強みとはどのようなものでしょう。
MAMORIOではそのための一つの方法として、「ストレングスファインダー」という分析を活用しています。ストレングスファインダーとは、アメリカの世論調査と組織コンサルティングのギャラップ社が開発したツールで、Webサイト上で177個の質問に答えていくことで、5つの自分の強みを知ることができるというものです。
MAMORIOではメンバーの全員がこの分析テストを受けて画像のような形でslackのプロフィールで自分の強みを記載するようにしています。そのメンバーがもつ強みを全員が普段から目にして意識することであらゆる仕事や取り組みをスムーズにすすめていくことができるようになっています。(ちなみに社内で最も、多い属性は「未来志向」です。スタートアップっぽいですね笑)
会社はそれぞれのメンバーが持つ自分自身の強みを活かし掛け合わせることで最大の能力を発揮することができ、一緒に新しいなにかを共創できるということ「Collaborate with strength.」という考え。それは私たちが大切にするコアバリューの1つです。

3.Good Surprise. 「いいことをなる早で。」

MAMORIOではGood Surprise.という考え方を大切にしています。皆さんが良い意味で驚く時はどんなときですか? きっと何かが自分の期待以上の内容や期待以上の早さだったときに驚く、という感情が生まれていることに気がつくと思います。わたしたちは仕事の仕方でも、顧客へのサービスでも同じことが言えると考えています。
良い驚きを与えるためには、相手のニーズを汲み取って答えるというマーケティングの視点、それから想像よりも早く迅速に行動を起こすというスピード感の両者が必要不可欠です。
「そこにGood Surpriseはあるか。」
相手が期待するものを考えて先回りして、想像以上の速さで提供する、それは私たちが大切にするコアバリューの1つです。

4.Enjoy the Waves! 「困難を楽しもう。」

LinkedInの創業者 リード・ホフマンの名言の1つに「スタートアップとは、崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくるようなものだ」という言葉があります。言葉の通りスタートアップに困難は日常茶飯事の出来事です。MAMORIOもその例外ではありません。一難去ってまた一難。なぜこんなことが起きてしまったのか、もっといい選択はなかったのか。課題がない日はないといっても過言ではないでしょう。
MAMORIOではそんなとき互いにに「enjoy the waves!」と声をかけあう文化があります。
「一燈を提げて暗夜を行く。 暗夜を憂うること勿れ、只一燈を頼め。」
せっかくのスタートアップだからこそ、困難を嘆いていても仕方ありません。自らのビジョンを信じて困難を楽しみましょう。準備万端な状態で物事がやってくることなどないのです。我々はそうした困難に常にワクワクできるチームでありたいと考えています。Enjoy the waves.それが私たちが大切にするコアバリューの1つです。

5.Go Fleximple! 「フレキ-シンプルで行こう。」

MAMORIOでは「それはフレキシンプルなのか」という問いかけを大事にしてます。フレキシンプルとはフレキシブルとシンプルを掛け合わせた造語です。 これは我々が直面する様々な課題をフレキシブルさとシンプルさを掛け合わせた発想を持って解決していこうとする考えです。
例えば、MAMORIOでは業務改善のためにBotを活用した自動化をおこなっています。その中の一つに弁当botというものが存在します。
福利厚生の一環として毎日の弁当屋のランチが無料で頼むことができるのですが、そのために毎日の注文数を朝早く弁当屋にFAXで送る必要がありました。
毎日の全員の弁当の発注を漏れなく集計して弁当屋に朝早くFAXで送るのは担当者の負担も大きく大変な業務です。
そこでMAMORIOではこの問題をslackのbotを使ってフレキシンプルに解決しました。毎日定時になるとslack内のbotが翌日の弁当の発注を各自に確認し集計をして自動で必要個数を弁当屋にFAXで送るのです。
このシンプルな着想により人数が増えても発注ミスなく確実に弁当の発注が可能になり業務負担もなくなりました。(詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ)
困難な課題も Go Fleximpleで解決していく。
それが私たちが大切にするコアバリューの1つです。
 
 
MAMORIOのコア・バリューいかがでしたでしょうか。
スタートアップは皆、様々なコア・バリューをもっています。
 
MAMORIOのコアバリューがちょっといいな、と思ったひとはぜひいちど気軽にオフィスに遊びにきてみてください。